情報セキュリティ管理とは?


UTM(統合脅威管理)のお話


今回は、弊社が最も力を入れて販売活動及び設置を行っている、UTM(統合脅威管理)のお話をさせて頂きたいと

 

思います。UTMといってもいったい何?と思われる方が大半だと思います。UTM(統合脅威管理)とは、簡単に言えば

 

企業のITにおけるインターネット接続を安全に行う、セコムみたいな感じになります。昨今、インターネットはスマホでも

 

企業内のパソコンでも簡単に世界中の情報を即座に手に入れる事が可能で、尚且つ様々な形で、私たちの生活の

 

一部になっていると思います。最近では大手企業などの様々な情報の流出が相次ぎ、またインターネットバンキングに

 

不正にお金を引き出されてしまったり、ただインターネットで閲覧しているだけなのにウイルスに感染してしまう

 

と言う事が多発しております。なかでも厄介なのが、VVVウイルスと呼ばれるパソコンの中身を人質に取るランサム

 

ウェアと呼ばれる物があります。これに感染すると全てのファイルがVVVと言う拡張子に変わり、エクセルやワード

 

PDFファイルなどがすべて開かなくなり、仕事が全くできない状況になります。

 

これは、市販で売られているウイルスソフト(ノートンやウイルスバスター等)では防ぐ事は不可能です。

 

しかし、このUTMと呼ばれる装置をルーター直下で取付け設定する事で、様々な脅威から防御する事が可能に

 

なり、今までウイルスソフトの購入を各パソコンにしていた事も不要になります。

 

弊社でもお客様より、別にウイルスに感染しても構わないし、ネットバンキングもやっていない。VVVウイルス

 

に感染しても新しいパソコンを購入すればいいんやろ?と言われる事が良くあります。

 

たしかにそれも一理あると思います。しかし、ファイルが全て使用できなくなると言う事はお金では換えられない資源の

 

損失であり、ウイルスに感染しているパソコンを使用していると言う事は、他の取引業者様にメール等のやり取りが

 

あれば、ウイルスを知らない間に撒き散らしていると言う結果になり、企業としての信用を失う結果にもなり得ます。

 

しかしUTMを設置してあれば、他の取引業者様にウイルスを送ってしまう前にUTM内でブロックして安全に

 

インターネットを行う事が可能になります。簡単に言えばUTMと言う装置は複数のセキュリティ機能を一つの

 

箱に詰め込んだ機器になります。昨今、外出先でリモート接続にて会社の情報を素早く入手したり、スマホをWIFI

 

等で接続している場合でもUTM一つあれば、複数のセキュリティ機能により、インターネットの脅威から

 

防御してくれます。弊社では、WatchGuard(UTMのメーカー)をUTM販売のメインとしており、メーカーの保証と弊社

 

での定期メンテナンスにてお客様のパソコン、サーバー、システムを維持管理しております。

 

最後にUTMはセコムや保険と同じです。保険をかける事でコストが上がる結果にはなりますが、情報社会における

 

様々な脅威から安心と言う保険を、一度お考え頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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