それだけでなく、パソコンがフリーズした状態では強制的に電源を切らなくてはなりませんから、パソコン自体の寿命も縮んでしまうかもしれません。
パソコンのフリーズが頻繁に起きる原因とはどんなものがあるのでしょうか?今回の記事では、大まかな要因についてまとめてみたいと思います!
パソコンのフリーズが頻繁に起きる原因
まず原因についてですが、ハードウェアトラブル(物理障害)とソフトウェアトラブル(論理障害)どちらの要因でもフリーズが頻繁に起きる事に繋がります。なかなか難しい単語かなと思います。
ハードウェアトラブルとは、機械的な故障の事です。パソコンのパーツが壊れるという事ですね。対してソフトウェアトラブルとは、そのパソコンにインストールされているソフト(Windowsや、その他のアプリ等)が異常を起こしている状態です。
それぞれをもう少し詳しく見ていきましょうか
ハードウェアトラブル(物理障害)
ハードディスクなどの記憶装置
記憶装置の中には、Windowsなどパソコンの基盤となるソフトが入っていますから、それが故障してしまうとデータをうまく読み込めずにフリーズしてしまうという事が考えられます。
この場合には止まるだけでなく、ブルースクリーンと呼ばれる背景が青色で英語の文字が出てくる画面が表示される事も多いです。ブルースクリーンが出た時には、エラー番号も表示されますからそれを元に原因を探り出す事ができますね。
もしもハードディスクが故障している場合には交換作業が必要となりますが、故障の度合いが進行すると中のデータを取り出せなくなる恐れがありますので、フリーズが多くなってきたと感じたら電源を入れずにすぐに、弊社までご連絡頂ければ幸いです。
メモリ
メモリはパソコンの中で一時記憶装置の役割を果たしていますが、これの挿し方が緩んでいたり、メモリそのものが壊れると、やはりパソコンのフリーズが頻繁に起きる原因となります。
しかし、基本的にはメモリの不具合が起きると、電源を入れた際にビープ音(ピーピーという音)が鳴ってWindowsが起動しない事も多いですから、フリーズの原因となる確率は低いです。
電源ユニット
意外と多いのが電源ユニットの不具合です。パソコンに電源を供給しているパーツですから、動作の不具合に直結するのは当然なのですが、他のパーツに比べて地味なせいか疑われにくいです。
確認方法も、他の電源ユニットを繋げて動作確認をする必要がありますから、個人ではなかなか検査がしにくい部分です。もしも何の予兆もなく止まる、あるいは負荷をかけた作業をしている時にフリーズするという事がある場合には、電源ユニットの故障が疑われます。
その為、弊社ではパソコンを販売させて頂く時はメーカーの5年保証をお勧めさせて頂く事もあります。
その他のパーツ
他にもマザーボードやCPUなど、パソコンのパーツであれば全てフリーズの要因となりえます。
とはいえ、フリーズに繋がりやすいパーツとそうでないパーツがあります。実際にパソコン止まる動作を確認した上で怪しいパーツから順に検査していく事で原因を突き止める事ができるわけです。
ソフトウェアトラブル(論理障害)
Windows故障
全ての元となるWindowsが故障してしまうと、全ての動作が不安定になります!
特定の動作の時にフリーズするなど、明らかにおかしいポイントがあればそれを元に原因を探る事ができますが、基本的にはWindowsの修復などを行って様子を見る作業が必要となります。
最悪の場合には再インストールとなり、Windowsを一から設定していく事で対処していきますので、取っておきたいデータ等があれば一時退避させた後元に戻す事で、データを消さずに再インストールする事ができます。
その他のアプリ故障
常駐している(常に裏で起動している)ソフトが壊れた場合、パソコンのフリーズの原因となる事があります。ウィルス対策ソフトや、映像出力に関するソフト、見積もり関係のソフトなど、裏で常に動いているソフトは意外と多いです。
その他のソフトが壊れた時などは起動させようとした時にフリーズするなど、ある程度決まったポイントで止まる事が多いと思いますので、それを元に原因を探る事になります。
最後に弊社ではパソコンも、さることながら、パソコン内に保存しているデータをNAS等でバックアップを取って頂く事を強く推奨させて頂いて下ります。お客様が作成されたデータなどは、お金にはかえられない資源(リソース)になりますので、故障してからどうするか?ではなく故障する前に、バックアップの見直しや、パソコン使用時の違和感があった時は、早めに弊社までご連絡頂ければ、なんらかの対応ができると思いますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
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